副作用の無い育毛剤って

それはずばり!副作用無し=天然由来

副作用が起こらない育毛剤の条件とは?

これまで育毛剤の副作用についてまとめてきましたが、副作用の起こらない(起こりにくい)育毛剤とは、どんなものがあるのでしょうか?ここで、それらに共通する大きな特徴をまとめてみました。

  • 育毛の有効成分に体内由来のものを使用
  • 育毛の有効成分に天然由来のものを使用
  • 無添加、無香料等、科学的な成分を排除

体内由来、天然由来の時点で非常に体に良さそうに感じますが、科学的な成分を排除しているところが大きなポイントです。

副作用が起こらない。あるいは、起こりにくい育毛剤でも、使用上の注意等を読むと、妊婦の使用に対する呼びかけが記載されているものと、そうでないものがあります。そこから考えると、妊婦への使用に関する文言が記載されているものの方が、より優しい成分とも言えるでしょう。

しかし、一つ注意しなければならないことは、上記に記載した副作用の無い育毛剤の多くは「医薬部外品」であるということです。もし、これらの商品に対して、医薬としての治療的な効果を期待して使用するなら、満足のいかない結果になるかもしれません。

またこれらの商品は「育毛剤」であり「発毛剤」では無いことにも注意してください。前回の記事でも書きましたが、毛が無いところに毛を生やすものが「発毛剤」であり、育毛剤はあくまで現存する毛を元気に育て、乱れたヘアサイクルを戻すことが目的の商品です。

M-034という成分

副作用のない育毛剤の主成分として、とても注目を浴びているのが「M-034」。これは、北海道のミツイコンブから抽出されたエキスで、これも天然由来の成分です。そのため、この成分についても副作用はほとんどなしとされています。

このM-034という成分を主成分に育毛剤を作っているのが「チャップアップ」「BUBKA」(男性用)と、「マイナチュレ」(女性用)という商品です。マイナチュレは以前にも書きましたが、妊娠中でも使える育毛剤なので、このM-034という成分が育毛に関してとても有効な成分で、かつ人体に優しいものであることがわかります。

M-034を使用した育毛剤の「BUBKA」という商品は、チャップアップが販売される以前、副作用のない育毛剤として非常に人気がありました。チャップアップが販売されて以降、BUBKAはその首位の座をチャップアップに譲りましたが、それでもBUBKAを愛用するファンは多いようです。

チャップアップ、BUBKAはともにサプリメントも出していて、これも頭皮に使用するもの同様、全て天然成分で作られている、体に優しいサプリメントです。これらのサプリメントを使用したからといって、副作用が出ることはありません。

M-034の罠

M-034を使用した育毛剤宣伝サイトを覗くと、その多くが、その有効性をミノキシジルと比較して力強く説明しています。

しかし、ここで大切なことを思い出してください。
チャップアップ、BUBKA、マイナチュレは、「育毛剤」であるということです。

M-034の紹介をしているサイトを覗くと、そこに書かれている言葉はミノキシジルと同等の「育毛パワー」となっており、「発毛パワー」ではありません

なので「現存する毛を元気にする効果」はありますが、「毛の無いところに毛を生やす効果」はこの商品にも期待できないことに注意して下さい。

副作用のない育毛剤は、ネットで検索するだけでも、意外と直ぐにみつかります。
特に女性に関して言えば、その種類も豊富にあり、それぞれに特徴を備えているので、商品を選ぶ際には、頭を悩ませるかもしれません。

また副作用のない育毛剤は、医薬部外品なため治療的な効果が期待できず、頭髪に劇的な変化をもたらすことも無いでしょう。

しかし、緩やかなれども改善がみられることは事実です。
これらの商品によって美しい髪を取り戻した人達は確かに存在しています。

これらの商品を使う際には、その商品の力だけに頼るのではなく、自身で生活を振り返ることも大事。

髪の毛は健康のバロメーターと言われるように、不健康な生活をしていれば、髪質も悪くなります。
健康な生活と、副作用のない育毛剤、この二方向からの髪質改善が将来的にも一番良い手法なのではないでしょうか?

女性用育毛剤、気になる副作用

意外!女性用育毛剤は男性のものより優しい!!

脱毛のメカニズム、男性と女性の違い

女性と男性では、その脱毛が起こるメカニズムが異なります。 これまでの育毛剤のお話で、男性の薄毛の原因には男性ホルモンが大きく関係していることを書いて来ましたが、女性の薄毛の場合はどうなのでしょうか?そのメカニズムと女性の脱毛の特徴に触れていきましょう。

女性の脱毛5つの原因

女性の脱毛には、次の5つの原因が関係していると考えられています。

  • 遺伝
  • 妊娠または加齢によるホルモンバランスの乱れ
  • 環境要因(紫外線、間違ったヘアケア)
  • 髪の栄養不足(過度のダイエット、偏った食生活)
  • ストレスによる頭皮の血流悪化(睡眠不足、過度なダイエット、頭皮に負担をかける髪型等)

これだけ多くの原因があると、女性の抜け毛はいくつかの要因が重なって起こることも多く、男性と同じ治療を施したからと言って、改善が見られるとは限りません。

女性の薄毛専門クリニックなどは、カウンセリングや検査など、様々な角度からその原因を突き止め、その人の症状にあった治療を施してくれます。クリニックによっては、カウンセリングを無料で行ってくれるところもあるので、クリニックに通うことを迷っている方は、そういったところへお試し相談へ行くのも解決の糸口が見つかるかもしれません。

では、この原因が女性の薄毛とどのように関係しているのでしょうか?

女性の脱毛メカニズム

女性の脱毛原因について、上記の5つをあげましたが、ここでは遺伝とホルモンバランスの乱れに焦点を当てて解説して行きましょう。

遺伝
遺伝による脱毛は、脱毛遺伝子によって作られるたんぱく質が脱毛を促すことに加えて、遺伝子の働きにより、男性ホルモンが通常より強く作用し、結果として脱毛が起こる。と考えられています。

しかし遺伝的要因には、「薄毛になりやすい」体質の体質遺伝もあり、生活習慣や食事バランスの見直しだけでも薄毛が改善されるため、遺伝的要因=必ず薄毛になる。というわけではありません。
加齢によるホルモンバランスの乱れ
女性が妊娠によるホルモンバランスの乱れで、一時的に薄毛に見舞われることや、男性の薄毛の大きな原因が男性ホルモンにあるように、髪の毛とホルモンには密接な関係がありました。

女性は加齢とともに、女性ホルモンが徐々に減少していきます。
女性ホルモンが減少すると、髪の成長サイクルに乱れが生じ、その結果、新しい毛が成長しきる前に毛が抜けてしまうようになるのです。この場合、毛が成長しきる前に抜けているだけなので、実際には毛は生えていますが、産毛の段階で生え変わっているので、正常な毛と毛の間に、常に産毛が生えているような状態になります。

正常な毛も、ホルモンバランスの乱れで勢いをなくし、コシやハリがなく、髪の毛のボリュームも落ちた状態なので、全体的に頭髪が抜け落ちたような印象を与える。これがホルモンバランスの乱れによる薄毛の正体です。

 

女性用育毛剤、そこに副作用は存在するのか?

女性と男性の薄毛では、原因とメカニズムに大きな違いがあることを説明してきました。それでは、女性と男性の育毛剤については違いはあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

女性の薄毛の原因が、男性のそれとは異なることから、女性の育毛剤は体に優しい成分を使用していることが多く、ネット上で検索できるものだけでも、無添加や天然成分がほとんどです。
例えば、女性用育毛剤で歴史が長いものでは、「マイナチュレ」というものがあります。これは原料に昆布や天然由来の植物成分を使用し、科学的成分を排除した無添加・無香料の育毛剤として有名です。マイナチュレは、その成分の安全性から妊娠中にも使える育毛剤で、肌が弱い人でも安心して使えるようにできています。

また、男性用育毛剤でも紹介した「アデノゲン」シリーズに女性用アデノバイタルというものもありますが、アデノバイタルもマイナチュレ同様、有効成分アデノシン以外は、天然由来のものを使用しているので、体に優しい育毛剤です。

天然由来の育毛剤は、今まで紹介してきた薬品系の育毛剤と比較すれば、副作用はほとんど無く、薬品系の育毛剤を使える状況ではない人でも使用することができます。しかし、天然由来系の育毛剤は、残念ながら「医薬部外品」なので、これを使用したからといって、必ずその効果が実感できるとはかぎりません。

また、ヘアサイクル異常が原因ではない、男性と同じように男性ホルモンの異常で起こる薄毛に対しては、これらの育毛剤では改善が望めない可能性もあります。

男性と同じメカニズムで薄毛が発生している場合は、男性と同様、ミノキシジルやフィナステリドに頼る必要が出てきます。市販の育毛剤で大正製薬の「リアップリジェンヌ」というものがありますが、こちらにはやはり副作用として皮膚炎や刺激感があるようです。実際、使用した方の口コミサイト等を見ると、動悸やめまいを感じた人もいます。

因みに、女性用のミノキシジル系育毛剤が「ミノキシジル配合1%」の理由は、ミノキシジルの副作用「多毛症」を懸念してこの数値となっています。このことからも、ミノキシジル系育毛剤の副作用は強く、女性にとってはあまりお勧めできない商品であることがわかりますね。

女性用育毛剤 選ぶときの基準

ここまで女性の薄毛のメカニズムと育毛剤の紹介をしてきましたが、ではいざ購入となると、どれを選んだら良いか迷うのではないでしょうか?

もし迷うのであれば、ぜひ次のことを念頭において、商品選びをして下さい。

  1. 医薬品?医薬部外品?あるいは化粧品?
    以前の記事でも書きましたが、医薬品かそうでないかは大きな違いです。医薬品は効果も効果が表れる早さも期待できますが、その分副作用も伴うリスクもあります。
    医薬部外品は、効果が緩やかに表れる一方で、副作用のリスクは減ります。自分がどの条件で育毛剤を求めているのか、まず考えてみると良いでしょう。
  2. 改善を望む症状は?                                         最も重要なことは、症状に適した、効果のある育毛剤を選ぶことです。以下の商品は、ネット上で検索して把握できたものを例として書いています。

加齢に伴う薄毛の改善に強い育毛剤(ヘアアンチエイジング)
デルメッド ヘアエッセンス (三省製薬株式会社)
ミューノアージュ (株式会社 アドバンスト・メディカル・ケア)
ベルタ育毛剤 (株式会社ビーボ)

髪の毛にハリ・コシ。髪質改善に強い育毛剤
ハリモア (レバンテ株式会社)
長春毛-チョウシュンモウセイ- (バイオテック)

ヘアサイクルの乱れを直す育毛剤
マイナチュレ(株式会社レッドビジョン)
花欄咲-カランサ- (マイケア)

上記以外にもたくさんの育毛剤があり、実際に使用し比較を行った検証サイトも存在しています。自分にあった育毛剤を探すには、そういったサイトを参考にしてみると、良いかもしれません。
女性の薄毛には、生活習慣や食事の見直しなどで改善されるものもあります。まずは最適な育毛剤がみつかるまでの一歩に、規則正しい生活とバランスのとれた食事、そして髪型を変えることから初めてみてはいかがでしょうか?

妊婦でも安心して使える育毛剤の選び方

ちゃんと選んでますか?こんな育毛剤は使っちゃいけない!!

妊婦の髪が抜ける3つの理由

妊娠中に起こる突然の脱毛。これが原因で、薄毛に悩む女性は少なくはないようです。実際私の友達にも、妊娠中から抜け毛がひどくなり、産後もしばらく続いた人がいました。彼女の場合は、産後すぐに回復したわけではなく、その後も1~2年ほど抜け続けたそうです。
人によって、起こる程度もバラバラな妊娠中の抜け毛ですが。その原因はいったい何なのでしょうか?考えられる原因として、次の3つがあげられています。

  • 女性ホルモンのバランスが崩れることでヘアサイクルが乱れる
  • つわりなどが原因で髪に栄養がいかなくなり脱毛が始まる
  • 妊娠のストレスにより血中の栄養が髪に届きにくくなる

確かに、つわりによる破壊力にはすさまじいものがあります。
私の場合は、3ヶ月間何も食べることができず、水を摂取しても吐いてしまったため、病院の点滴に頼ることもしばしばありました。ですが私の場合、それが原因で薄げになることはなかったので、つわりが酷いことが必ずしも抜け毛につながるわけではないようです。

ホルモンバランスが崩れたことが原因の抜け毛であれば、一時的なもの。妊娠や授乳を終えて、ホルモンバランスが戻れば抜け毛も収まると、一般的に考えられています。

超重要!妊婦が育毛剤を使う時の注意点

妊娠前はつやつやの美髪だったのに、妊娠を機に薄毛に・・・・。

ただでさえ体調に様々な変化が起こり、ストレスを感じる毎日なのに、更にストレスを感じる原因が・・・。

一般的に妊婦の抜け毛は、出産後の2~6ヶ月で元通りに戻ります。
私の友人のように長い時間がかかる体質の人でも、2年ほどすれば元通り。なので、おなかの赤ちゃんのこと、産後の母乳への影響を考えれば、育毛剤を使わずに食事療法や質の良い睡眠をとるといった方法で改善を待つほうが望ましいでしょう。それでも育毛剤を使いたい!そう思う方は、絶対にこのことを頭に入れておいて下さい。

育毛剤も薬です。

前記事「市販の育毛剤ってどんな副作用があるの?」でも書いたように、「医薬品」と記載された育毛剤は薬です。妊婦が医者の相談もなしに、自己判断で薬を使うことはおなかの赤ちゃんにとって非常に危険です。自己判断で使用した育毛剤が、おなかの赤ちゃんに異常をもたらす可能性も否定はできません。また、男性と女性では、その脱毛が起こる仕組みが違うため、男性用の育毛剤で抜け毛の改善を図る真似は
決してしないで下さい。

こんな育毛剤は絶対に使わないで!!

使用してはいけない育毛剤

妊娠中はホルモンバランスが崩れているため、ちょっとしたことでも、とてもストレスに感じます。髪が抜けてしまうことをとてもストレスに感じ、逆に精神衛生上良くない状態になるようであれば、育毛剤を使用することも選択肢として考えても良いかもしれません。

その際に、この二つの成分にはとても注意をしてください。

  • ミノキシジル
  • フィナステリド

この二つの成分は、非常に高い発毛効果があると、以前のコラムでもお話しをしました。しかしこの二つの成分は、胎児に影響を及ぼす可能性があり、またミノキシジルに関して言えば、血中に溶け込む性質をもっているので、母乳にも影響を及ぼします。

軽い気持ちで使用した育毛剤が、実は胎児に影響を及ぼすものであったと知った時の衝撃は計り知れないものでしょう。取り返しのつかないことになるまえに、医師にしっかり相談の上正しい育毛剤を選んで下さい。

妊婦にとっては危険ばかり?安全な育毛剤はないの?

毛が抜ける仕組みが、男性と女性で異なるとお話しをしましたが、
育毛剤にももちろん男性用、女性用があります。

女性の薄毛に悩む方は、女性用の育毛剤を使うべきなのですが、
女性用の育毛剤のなかには、天然成分や無添加などの体に優しい育毛剤もあります。そういった商品を選ぶと良いでしょう。
この情報については、「女性用育毛剤、気になる副作用とは?」のページで詳しく書いていきます。

資生堂の育毛剤でも?

知らないよりも知るべき!副作用のお話!!

資生堂の育毛剤と副作用

他とは違う、資生堂育毛剤の特徴

資生堂から販売されている育毛剤に「アデノゲン」というものがあります。資生堂は長年の研究の結果、体内に存在する「アデノシン」という成分が、発毛を促進する効果があることを発見しました。

発毛には、発毛促進因子(FGF-7)というものが必要で、アデノシンはその発毛促進因子の産生を助ける働きがあります。アデノシンにより産生された発毛促進因子は毛母細胞に働きかけ、結果発毛が促進される。これがアデノゲンが発毛を促進するメカニズムです。

また、アデノシンを頭皮に与えることで、成長期の毛根が退行期へ移行するのを防ぎ、成長期を延長させることができます。結果、毛がしっかりとしたものに育つのです。

今まで紹介してきた育毛剤が、薬品によって血流を良くしたり、あるいは本来の薬の副作用を、そのまま発毛剤に転用しているものに対し、体内薬用成分「アデノシン」を効果を積極的に育毛剤に取り入れたのが、この資生堂アデノゲンの大きな特徴と言えます。

体内由来の成分使用。その副作用は?

体内に元々存在していた成分「アデノシン」に着目して作られた育毛剤アデノゲン。これを商品化するまでに、資生堂はその効果を検証するため、臨床試験を行いました。その結果、6ヶ月の使用期間中、被験者の方々に育毛効果がみられた一方、その副作用とみられる症状はほとんどみられませんでした
これにより、このアデノゲンシリーズは副作用の少ない安全な育毛剤ということが証明されたのです。これまで紹介してきた育毛剤が、ふさふさの髪と引き換えに強い副作用があることを考えれば、これはとても画期的な商品だと言えます。

しかし残念なことが一つ・・・

アデノシンは元々体内に存在する成分で、発毛に必要な因子を増やす効果があることは先ほど書きました。しかしアデノシン自体には男性ホルモンの分泌を抑える効果は全くありません。そのため残念なことに、薄毛の原因がホルモン異常にある方には、このアデノゲンの有効性が望めません

また薄毛改善の効果は、やはりミノキシジルの方が強いため、この商品を使う方の多くは、メインの発毛剤の他に、サポートの育毛剤としてこの商品を使用しているようです。

強い効果?安全性?どちらをとるかはあなた次第。

これまで紹介してきた育毛剤が、強い副作用と引き換えに毛髪を手にいれるものであったことを考えれば、体内由来の成分を用いて発毛を促すこの発毛促進剤は、理にかなっているように思います。

しかし、薄毛に悩む方にとっては、その問題は深刻なもの。どちらの方が良いとは一概には言えません。一番大事なことは、自分が納得できる育毛剤に出会えることではないでしょうか。

 

市販の育毛剤ってどんな

市販の育毛剤、その副作用とは?

これまで育毛剤の副作用の話を書いてきましたが、そもそもの育毛剤について書く機会がありませんでした。ネット上で「育毛剤」を検索すればその種類も値段も様々。実際に購入するとなると、ちょっと手を伸ばしにくいのが実情ではないでしょうか?そこでここでは、育毛剤購入の登竜門にもなる、ドラッグストアでも購入できる市販の育毛剤について紹介します。

市販の育毛剤、その種類とそこに潜む罠!

「育毛剤」の種類

ドラッグストアなどで手に入る、一般的に「育毛剤」と呼ばれている商品。これらの商品を購入する際には、まず以下の点を意識してみましょう。

  • 商品が医薬品か医薬部外品か化粧品なのか?
  • 求める効果・効能は発毛?育毛?頭皮ケア?

今まで効果・効能欄ばかり見ていて、パッケージを良くみていなかった方。何のことか検討もつかないかもしれませんが、市販品の育毛剤には、実は細かく種類があります。

まず薬事法の観点からの分類

医薬品
医薬部外品
化粧品

そして、効果・効能の観点からの分類

発毛剤
発毛促進剤
育毛剤
育毛トニック
実はここに大きな罠が潜んでいます。

まず薬事法の観点からの分類について、大まかな説明をすると、医薬品かそうでないかで大きな差が生じます。「薬品」は厚生労働省から認可を受けたもので、それ以外は認可を受けていません。また薬品は症状の治療や予防を目的としていますが、それ以外は治療を目的にしていません

これだけでもだいぶ違いますね。

次に効果・効能の観点からの説明をすると、「発毛剤」は発毛効果が期待できます。しかしそれ以外に関しては、「発毛」に関する効果は発毛促進剤を含めて、あまり効果は期待できません。育毛剤、発毛促進剤は、現存する髪の毛の保護や成長の促進、または発毛があった場合の発毛を促すのが目的で、毛がない部位に毛を生やすことはできません。また育毛トニックは頭皮の環境を整え、髪を強くするのが主な目的です。
先の説明では、育毛剤と発毛促進剤を分けて書いていますが、
ドラッグストアで購入できる発毛促進剤の効果・効能欄の多くには「育毛」と記載されています。なので、市場の発毛促進剤に関して言えば「発毛促進剤(育毛剤)」と認識しても問題ないかもしれません。

非常に細かいですが、市販育毛剤を購入するにあたり、基礎情報としてこれだけのことを知っておけば自分の求める効果をもつ育毛剤を購入することができると思います。

それで実際のところ・・・その副作用は?

日本で唯一「発毛剤」と認めれている市販品は大正製薬の「リアップ」。
また、発毛促進剤(育毛剤)の市販品で有名なのは第一三協ヘルスケアの「カロヤン」。
これらの副作用については、
「育毛剤に含まれるミノキシジルの副作用、意外と知らない落とし穴」
「育毛剤に含まれるカロヤンの副作用をしっかり理解しよう」のページで
紹介しているので、ここでは詳細を省きます。

ではそれ以外の「育毛トニック」の副作用について、実際の商品の例で見てみましょう。

KAOサクセス(育毛トニック)
有効成分:t-フラバノン、ニコチン酸アミド

t-フラバノンで毛球を丈夫に育て、ニコチン酸アミドで血行を促進。
二つの有効成分が抜け毛を防ぎます。

大変人気のあるサクセスシリーズですが、こちらの商品の副作用は、ほとんどありません。使用した人によってはかゆみや、頭皮の乾燥を感じる方もいるかもしれませんが、実際のところは、有効成分の副作用というよりも、その商品に含まれている香料や保存料に皮膚が反応してた結果の方が大きい可能性があります。

ちなみに、たまたま家にあったものを私が使用したところ、液ダレが生じた部位が赤くなってしまいました。これはおそらく、成分内に含まれていたエタノールとメンソールに皮膚が過剰反応したためです。

しかしどうして市販の育毛剤には、このような副作用に関しての違いがあるのでしょうか?それは後ほど詳しく書きます!

ちょっと待って!それって本当に育毛剤?

先ほどKAOのサクセスに関して、副作用がほとんどない。と紹介しましたが、一般的に育毛剤と呼ばれている商品の中には、厳密に言えば育毛剤ではないものもあります。
それは花王のサクセスのように「育毛トニック」と表記された商品のことです。これらの商品は実際は育毛剤ではなく「ヘアケア用品」に分類されます。

医薬品は臨床試験が行われ、その結果に基づいて、厚生労働省からの認可がおります。認可がおりれば、それは「薬」です。薬であるため、販売には医師や薬剤師の説明が必要になります。しかし、医薬部外品は「薬」ではありません。そのため販売をする際にも、医師や薬剤師の説明は必要ないし、効果・効能に関しても育毛効果があるかどうかは実際のところは厚生労働省が認めるような証明ができていません

安価で手軽に購入できる花王のサクセスですが、残念ながら育毛剤ではありませんでした。しかし早いうちから髪をケアすることは大事。「最近ちょっと、気になるかな?」くらいの人であれば育毛トニックでも充分。早めのヘアケアで頭皮と毛髪を美しく保ちましょう。

海外輸入育毛剤の副作用

副作用だけ?海外輸入育毛剤のデメリット

海外輸入育毛剤の副作用

「飲む育毛剤の副作用!デメリット講座」でも、海外輸入製品の副作用について触れていましたが、ここでもう一度、海外輸入育毛剤の副作用についてまとめてみましょう。

海外の育毛剤は主に二種類のタイプに分けることができました。

頭皮の血流を良くすることで発毛を促すミノキシジル系。
男性ホルモンを抑制することで薄毛を改善するプロペシア(フィナステリド)系。

これらの成分はAGA治療に有効な成分として高く評価されていましたが、その副作用は次のようなものでした。

ミノキシジル系

  • 眠気
  • むくみ
  • 体重増加
  • 動悸、不整脈
  • めまい
  • 体のだるさ
  • 多毛症

プロペシア(フィナステリド)系

  • 精力低下、男性機能障害
  • 肝機能障害
  • 不妊
  • うつ

海外輸入盤の育毛剤は、そのコストが安いゆえに、AGA治療にお金をかけられない方にとってはとても魅力的な商品です。しかし日本のものよりも高濃度の薬用成分が含まれているため、その副作用に晒されるリスクは日本のものよりも当然高くなります

着目すべきはそこだけじゃない!

輸入版3つの意外な盲点

しかしここで注目しなければいけないポイントは、副作用だけではありません。育毛剤を個人で輸入する場合は、以下のようなことに注意する必要があります。

  • 薬用成分等、薬の説明が全て英語表記である
  • 偽者を売っている業者もいる
  • 薬によって有効部位が異なる

薬の説明が英語表記であること、偽者を売っている業者がいること、この2点を考えただけでも、既に服用する薬がどんなものかわからなくなってしまう可能性が充分にあります。

また薬の種類によっては、頭頂部には効果を発揮するが生え際は苦手といった特徴を備えたものもあるので、服用する薬が自分の症状にあっているのか保障もなく使うことになります。

そこに潜む最大のデメリットは・・・

個人輸入代行業者を通して購入をする方法もここで浮上してきますが、代行業者を通したから安心というものでもありません。国民生活センターに寄せられる代行業者とのトラブル相談は、年々増加傾向にあります。その相談で最も多いのが、化粧品や医薬品などの保健衛生品であることからも、良質な代行業者ばかりではないことがわかります。

個人輸入の最大のデメリットは、全ては自己責任のもとで行うことです。あらゆるリスクと手間を考えれば、コストがかかっても病院で薬を処方してもらうほうが、治療に専念できるのではないでしょうか?

育毛剤に含まれるミノキシジル

え!?そうなの?ミノキシジルの副作用

ミノキシジルとは?

ミノキシジルとは、AGA(薄毛)治療の有効な成分で、高い効果を発揮する医薬品です。この成分により、頭皮の血管が拡張され、毛根への血流の流れが良くなります。その効果はAGAに悩む人の頭髪に革命を起こすと定評があるため、海外では外用薬の外、経口薬も市販されているほどです。

ミノキシジルを日本で簡単に入手するには、市販の発毛・育毛剤(外用)にその成分が含まれているものを購入するしかありません。経口タイプのミノキシジルを入手したい場合は、医師の診断のもと処方をしてもらうか、あるいは個人輸入サイトから購入をするかの二択になります。

 

実は命がけ?

発毛・育毛効果が非常に期待できる医薬品として、ミノキシジルを紹介しましたが、実はこの薬、開発当初は育毛剤ではありませんでした。

1980年代から、国外では既に育毛剤としての販売が認められていたミノキシジル。しかしそれ以前は高血圧の経口薬として医療の現場で用いられおり、日本では1999年に厚生労働省から発毛・育毛剤の認可がおりてから、国内の市販が認められています。

しかしそもそもミノキシジルが、高血圧の薬を転用しただけのものなので、その効果が副作用で現われてしまうのです。その代表的なものには、以下のものがあげられます。

  • 低血圧
  • 多毛症
  • にきび、肌荒れ
  • 頭皮のかゆみ
  • 局所発熱
  • 奇形児

国内で市販されている発毛・育毛剤を使用中、心臓発作を起こし死亡したという事例が過去に報告され、一時的にこの市販品の使用についての危険性が疑われた時期がありました。しかしその商品と心臓発作の関連性が厚生労働省により否定され、日本国内で市販されている製品程度のミノキシジル濃度では、上記のような副作用は起こらない。と結論づけられました。

 

市販品では問題ないけれど・・・。

市販品に含まれる程度のミノキシジル濃度では、心臓やその他循環器系への影響はないと、厚生労働省から否定はされました。しかし、処方箋で手に入る経口薬や個人輸入サイトで手に入る育毛剤、あるいは経口薬については、その効果をあげるために濃度をあげているので、日本のものより高濃度のミノキシジルが含まれています。一般的に、ミノキシジルの濃度は濃いほうが効果があると考えられていますが、上記の副作用発生リスクは当然高くなります。

また、ミノキシジルを経口薬として使用した場合、その副作用は全身に症状として表れます。経口タイプのミノキシジルの副作用については、次の「飲む育毛剤の副作用!デメリット講座。」で、詳しく解説していきましょう。

育毛剤に含まれるカロヤンの副作用

意外と知られていない「カロヤン」

カロヤンとは?

第一三共ヘルスケアが出しているカルプロニウム塩化物を含んだ発毛促進剤の名称
1970年のデビュー以降、そのシリーズは多様なニーズに応えて、様々な種類が販売されてきました。カルプロニウム塩化物自体は医療用医薬品ではフロジン外用液5%の名称で売られていますが、こちらは医師の処方箋を必要とするため、簡単には手に入りません。従来の発毛・育毛剤とは違い、スカルプケアにも重点を置いたのがこの商品の特徴

スカルプケアって何者?

スカルプケアとは、スカルプ=頭皮のことであり、頭皮ケアのことを指しています。従来の発毛・育毛剤が頭皮の血管拡張やホルモンコントロールによるものだったのに対し、頭皮の環境改善という面から発毛・育毛促進へアプローチをかけていくことがスカルプケアです。

有効成分(カルプロニウム塩化物)による頭皮の血管への働きかけと、スカルプケアによる頭皮の環境改善、内側と外側の両方から攻めていくのがこのカロヤンシリーズの特徴とも言えます。

 

カロヤン3つの副作用とその落とし穴

カロヤン3つの副作用

しかしカロヤンと言えども、それも医薬品。

そこには以下のような副作用があります。

  • 発汗や悪寒
  • 頭皮の刺激痛や湿疹
  • かゆみ、腫れ、かぶれ、吐き気、ふるえ等

またアレルギー、発がん性、下痢の疑いがある合成着色料黄色5号が使われているため、こういったものに過敏な方は使用を控えた方が無難でしょう。実際に使用した方のなかには、カロヤンシリーズの臭いが苦手という声もあり、無香料でも薬品それ自体の臭いがするようです。

要注意!そこに潜む落とし穴

またここで注意しなければならないことは、カロヤンはあくまでも「発毛促進剤」であり、発毛剤ではないということです。発毛剤と発毛促進剤、言葉にすると非常に似ていますが、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。

発毛促進剤は、そもそも「発毛を促進する」薬品であり「発毛すること」を目的とはしていません。有効成分(カルプロニウム塩化物)と発毛との因果関係がはっきりと厚生労働省から認められていないため、効果・効能として「発毛剤」とは表記できないのです。

またカルプロニウム塩化物は、頭皮の血行を良くすることで発毛を促進する薬品であるため、原因が血管障害以外の脱毛症には、その効果は期待ができません

過去の記事でも発毛・育毛剤というものについて触れてきましたが、こちらは有効成分(ミノキシジル)と発毛の因果関係が厚生労働省に認められているため、効果・効能の欄に発毛剤と表記されています。

発毛剤 よくよく見れば 促進剤

これに気づいたときの衝撃は大きいので、購入の前には効能・効果欄を必ず見ましょう。

飲む育毛剤の副作用

感激!頭皮に劇的変化。でもそのデメリットは?

経口タイプは主に二種類

「育毛剤に含まれるミノキシジルの副作用。意外と知らない落とし穴」でも触れたように、一般的にはミノキシジル濃度が高いほどその効果は期待ができると言われています。ゆえに、海外では日本よりもはるかに高濃度のミノキシジル系育毛剤が市販されており、国内でも薄毛に悩む方が、こうした商品を個人輸入サイトで購入しているようです。

海外の育毛剤には日本のように外用するタイプの外、経口タイプのものも市販され、それらは主に二種類にわかれます。

ミノキシジル
頭皮の血流をよくすることで薄毛を改善

プロペシア(フィナステリド)
男性ホルモンを抑制することで薄毛を改善
(フィナステリドとプロペシアは開発した国が異なるだけでほぼ同じ薬です。)
プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルは、服用したときの効果の表れ方が異なるため、日本のAGAクリニックなどに行くと、内服のプロペシア(フィナステリド)と、外用のミノキシジルを併用して処方されることもあります。しかしAGA治療費は全額自費のため、これらの薬の処方には保険は適用されません。故に、AGA治療にあまりコストをかけられない方は、どうしても個人輸入サイトのお薬に頼りがちです。

 

飲むのにはちょっと抵抗が・・・。

経口タイプのデメリット

元々が高血圧のミノキシジル、その副作用には低血圧や多毛症、頭皮のかゆみなどがありました。しかしこれは外用で使用した場合の副作用。これを内服した場合は、薬用成分が血流にのって全身にわたるので、更なる副作用が待っていました。

ここではミノキシジルだけではなく、飲む育毛剤全般に関しての副作用を紹介します。

ミノキシジル

  • 眠気
  • むくみ
  • 体重増加
  • 動悸、不整脈
  • めまい
  • 体のだるさ
  • 多毛症

 

プロペシア(フィナステリド)

  • 精力低下、男性機能障害
  • 肝機能障害
  • 不妊
  • うつ

ずいぶんありますね。
上記の症状のなかには、その副作用が起こるメカニズムが解明されていないものもあります。怖いですね・・・・。

国内のクリニックでは、内服のプロペシアと外用のミノキシジル両方を処方されることもあるようですが、そのときには専門の医者による充分な検査のもと、その人に適した濃度の外用ミノキシジルと内服プロペシアが処方されるので、副作用のリスクは自己責任のもとで購入をする個人輸入サイトよりかは格段に減ります。

個人輸入サイトの中には、本来なら育毛剤として販売をされていない高血圧の薬を「育毛剤」の名目で売っているサイトもあるそうなので、自己責任のもとで買う場合は、そういったことにも注意した方が良いでしょう。

MATUGE

実は怖いまつげ育毛剤。その実態とは?

そもそもどうして育毛剤で伸びるの?

日本の女性の間でも徐々に浸透しつつあるまつげ育毛剤。まつげ美容液とは違い、うすくなったまつげが復活するので、まつげが薄い人、うすくなってしまった人が一度は試してみたい商品として、巷では注目を浴びています。

ですがその実態、実は緑内障の点眼薬なのです。

緑内障の点眼薬に、もともとまつげが伸びる副作用があったことに目をつけたアメリカの会社が「まつげ育毛剤」として販売しようとしたのがこの商品の始まり。アメリカでは既に「まつげ育毛剤」としてFDAからの承認も取得され、れっきとした育毛剤の類として販売されています。

 

その影に潜む副作用とは?

もともとが緑内障の点眼薬であるまつげ育毛剤。
健康な目に使用して問題ないのか?という疑問がわきますが、それは以外にも問題ないそうです。緑内障の点眼薬は眼圧を一時的に下げるのが目的。極端に眼圧が低くなったりしない限りは、多少低くなっても問題はないそうです。

ただし怖いのは、点眼薬が元々持っていた副作用。つまり、まつげが伸びる副作用以外にあった、こんな副作用が怖いのです。

  • 目のかゆみ
  • 目の乾燥
  • 色素沈着

点眼薬をまつげ育毛剤として転用しているので、育毛効果以外の副作用が、そのまま育毛剤の副作用として残ってしまったわけですね。

またこの育毛剤は、まつげの毛周期を遅らせることで、まつげの長さと密度をアップさせています。なので使用をやめたら元の長さに逆戻り。周囲の目も気になるなか、かゆみと乾燥に耐えられず、使用を中止する人もいるようです。

ただし中には、目のかゆみと乾燥さえ除けば色素沈着がアイラインのようで逆にいい。という意見もあります。

 

それでも欲しい!育毛剤!!

アメリカでは立派な商品として売り出されているまつげ育毛剤ですが、日本では、いまだに厚生労働省からの認可は下りていません。そのため日本でまつげ育毛剤を購入をしようとするなら、個人の輸入業者から購入するか、あるいは一般の眼科から緑内障点眼薬という形で処方をしてもらえば手に入れることが可能なようです。

おしゃれには我慢もつきもの。ですが、それで健康が損なわれてしまっては元も子もありません。美しく健康であるためにも、こうしたアイテムも上手に使いこなしたいですね。